「相互保育」で母親の健診を実現 埼玉協同病院
【埼玉発】七月二六日、初めての「子育てわいわい健診」(第一弾)にとりくみました。二つのグループに分かれて母親の「健診」と「保育」を交互に行いました。
ほとんどが、親子ともども初めての集団保育の体験。親と離れたとたん泣く子どもたち。自分の子をおんぶして、別の子を抱っこしたり、絵本を読んでいっ しょに遊ばせるお母さんの姿も…。ボランティアの協力も受けながら、お母さん同士が、自分たちの健診を「相互保育」で実現しました。
「小さな子どもがいると健診なんて行けなかった」「相互保育は助け合いという感じでよかった」「だんだんうち解けて、合同保育って楽しいなと思いまし た」などの感想が寄せられ、今後続けていく上での改善点などの意見も出されました。
一〇月に「健診結果の学習」「乳がん自己チェックの学習」をしていくことが提案されました。
(熊倉正明、事務)
(民医連新聞 第1482号 2010年8月16日)
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