熱中症へ緊急対策 長崎県民医連
【長崎発】七月三〇日、当県連では、「在宅高齢者等への熱中症の緊急対策を求める要望書」を県に提出し、懇談しました。
急な懇談の申し入れにもかかわらず、県側は消防保安室室長が、関係部署を招集して、消防保安室・健康福祉部・住宅課・未来環境推進課の四人が対応しまし た。当県連の山口喜久雄事務局長が、「高齢者が孤立している中で、熱中症へ緊急対策が必要」とのべ、「お年寄り家庭に温度計を配る」「クーラーの効く公民 館を避難場所にする」など提案しました。
七月一日から二八日までの間に、上戸町病院を熱中症で受診した人が五人、うち三件が救急車での来院でした。また脱水症状で六人の高齢者が受診したことも紹介しました。
(山崎倉俊、事務)
(民医連新聞 第1482号 2010年8月16日)