【宮城発】七月二二日、当院社保委員会主催でホームレス支援のとりくみについて学習会を開き、四五人が参加。六月に県連が行った「路上生活者大健診」の結果を検査部会が報告しました。
　講演は仙台市で一〇年間ホームレス支援を行っている「ＮＰＯ仙台夜まわりグループ」の青木事務局長。「一〇年間の支援活動」について、支援を始めたきっ かけや実際の活動ととりくみ、行政や貧困ビジネスとのたたかい、そして、三〇〇人以上を自立につなげた豊富な実体験を聞きました。
　参加者からは、「マスコミ報道とは違う実態が聞けた」「部屋を世話して終わりではなく、本当の自立までの長い支援に驚いた」との感想が寄せられました。 社保委員会事務局から、ボランティア活動と参加方法の紹介、献品のお願いもありました。
（神倉功、事務）

（民医連新聞　第1482号　2010年8月16日）