支援につなぐ訪問活動 北海道民医連
【北海道発】当県連は春の訪問運動の真っ最中です。
勤医協札幌北区ぽぷらクリニックと友の会では、国保料の未納が二二%になった札幌市で何をすべきか議論し、比較的低所得者層が住むアパートや市営住宅を 訪問することにしました。無料低額診療制度を知らせ、友の会健診を紹介することも目的です。
「夫が脳梗塞で入院中で、年間四〇万円の年金では生活できない」という家庭では、生活保護の申請をすすめました。
また別の女性は、腹痛なのに医療費が心配で受診をためらっていました。訪問行動の後に、もう一度訪ね、受診をすすめました。「夜警の仕事があるので難し い」と言っていましたが、仕事がキャンセルになり受診しました。話を聞くと、お金がわずかしかなく困り果てていたそうで、無料低額診療制度を使って受診で きました。
(「北海道民医連ニュース」5・13、5・18)
(民医連新聞 第1477号 2010年6月7日)