クボタ包囲人間の鎖 尼崎医療生協
【兵庫発】「クボタ・ショック」から五年。「もう終わった」との誤解も多いアスベスト被害と救済ですが、いまだに加害企業と国は責任を認めず、二〇〇六年に施行された「アスベスト新法」では被害者の完全救済が行われていません。
当生協では、虹のネットワーク(四法人)で一〇〇人実行委員会を組織し、組合員とともに学習会を開き、行動してきました。
また、「アスベスト被害は終わっていない。クボタと国は責任を認め、被害者の完全救済をすべき」と訴え、尼崎市内の民主団体といっしょに、「5・30ク ボタ包囲人間の鎖」実行委員会を結成しました。クボタを八〇〇人以上で囲み、広く世論へ訴える行動を計画しています。
(杉山貴士、事務)
(民医連新聞 第1476号 2010年5月24日)