「被爆の絵本づくり」に学ぶ春の学生企画 高知医療生協
【高知発】三月二〇日、春の学生企画として、新一年生四人を迎え、看護学生と薬学生一二人で学習会を行いました。講 師は高知大学生の黒川桂子さん。ピースパイオニアーズという会で、被爆者の聞き取り調査をもとに絵本を製作しています。学生たちはアイスブレイクで和んだ 後、同じ世代の黒川さんたちの活動に興味津々で聞き入っていました。その後、二グループに分かれてテーマを決めてディスカッションしました。
学生は「戦争の記憶を捨て去るのではなく、過去の遺産として受け継いでいくのが大切と感じた」「過去を知ることは現在を知ること。絵本作りはよいと思っ た」「地道な活動でも、その行動力はすごいと思った」など、共感していました。今回の企画は今年八月に広島で開催されるDANS(看護学生のつどい)の事 前学習第一弾です。学習会のあと医学生も合流して歓迎会に。楽しい一日を過ごしました。
(片山由美、事務)
(民医連新聞 第1474号 2010年4月19日)