【沖縄発】当県連が加盟する沖縄県社会保障推進協議会は、県の後期高齢者医療広域連合会に請願書を提出し、懇談しました。
　二月九日の広域連合議会に向けたもの。請願内容は、（１）保険料の大幅引き下げ、（２）短期保険証発行の中止、「留め置き」の解消、（３）資格証明書を 発行しないこと、（４）新型インフルエンザワクチン接種希望者に無料接種を、の四項目です。
　懇談の中で担当者は、「資格書の発行は考えていない。四月に予定していた保険料の引き上げは、今回は見送る」と回答しました。
　当県連では、「この制度は長引かせるほど痛みが大きくなる。廃止を掲げた民主党は『四年内に新制度へ』と言うなど方向転換している。一日も早く廃止させ ることが必要だ」と訴え、新しく提起された「後期高齢者医療制度は即時廃止せよ！」の署名に各事業所で創意工夫をこらしてとりくもうと呼びかけています。
（比嘉義信、事務）

（民医連新聞　第1471号　2010年3月1日）