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民医連新聞

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看護介護交流集会開く 東葛病院

【東京発】二月六日、第一二回看護介護交流集会を開きました。冒頭、斉藤看護部長が「みんなで学びあい、民医連医療に確信を持とう」とあいさつしました。
 札幌西区病院の伊藤リカ副総看護師長が「患者参加型看護計画について」と題して記念講演。「患者参加型看護計画とは、インフォームドコンセントによって 患者さんと情報を共有し、要求を取り入れ、共同の営みとして実践する看護」とのべ、同院の看護実践を紹介しました。中でも山登りの好きな患者さんの希望を 取り入れ、手術日を延期してかなえた例からは「忙しい中でも患者さんの希望を聞く」という民医連ならではの看護のすばらしさが伝わりました。
 その後は五つの分科会に分かれて発表しました。たとえば、「先生を刺す」と不穏なことを言っていた終末期の患者が、本音は「自分を見ていて」という気持 ちだったことを知り、かかわる中でしだいに死を受容した、などの看護実践が出されました。
 全体で二五の演題が報告され、民医連らしい看護介護交流集会となりました。
(山縣良一、事務)

(民医連新聞 第1471号 2010年3月1日)