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民医連新聞

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介護・福祉の団体が交流 滋賀民医連

【滋賀発】二月一一日、「介護・福祉学習交流会」(大津市後援)が開かれ、九四人が参加しました(うち職員二八人)。当県連などが中心になる「介護保険を良くする大津市民の会」や県内の難病・障がい者・支援者などの団体がつくる実行委員会の主催です。
 第I部では、立命館大学の石倉康次教授が「介護保険制度、自立支援制度~課題と改善の方向性~」を講演しました。第II部は石倉教授と主催六団体代表の パネルディスカッションで、課題や困難事例を紹介し、フロアと活発に意見交流しました。
 石倉教授は、特に障害者自立支援について「自己(応益)負担を撤廃できれば、その経験は介護保険にも拡大し、展望が開ける」と強調しました。パネルディスカッションの司会は坂本民主診療所の今村浩医師でした。
 参加者のアンケートには、「各団体の生の声を聞き、認識を新たにした」「各団体の横のつながりが重要」「県知事選で公開質問をしてはどうか」などの声が寄せられました。
(藤井晃、滋賀勤労者保健会・事務)

(民医連新聞 第1471号 2010年3月1日)