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民医連新聞

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四回目の県派遣村 四人が医療相談に 佐賀県医療生協

【佐賀発】一二月一三日、小雨まじりの大寒の日、四回目の県派遣村を行いました。団地への宣伝チラシを見て八人が相 談に来ました。主催は八団体でつくる「くらしを守る共同実行委員会」。当医療生協も参加し、本島理事と愛野医師を先頭に職員五人(多久クリニック二人、本 部三人)が相談に応じました。
 「六〇歳を超えているけど、生活が苦しいので働きたい」「家にひきこもり、生活に悩んでいた」など、四人が医療相談と歯科健診を受けました。後日への診察の紹介もしました。
 この日は佐賀市の生活保護課の主任もいっしょに相談に乗りました。市長も激励に訪れ、相談者の横に座って話を聞きました。市社会福祉協議会も初めて参加 し、「各団体が協力し合い、豚汁など温かい食事も準備するとりくみに、社協としてもヒントをもらった」と語り、交流しました。
 ホームレスでなくても、家にひきこもり、生活苦にあえいでいる実態があることがわかりました。県内では高校卒の就職率も四割台と厳しく、今後、このような労働、健康相談を続けていきたいと思いました。
(秀島新郷、事務)

(民医連新聞 第1469号 2010年2月1日)