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民医連新聞

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後期医療はすぐ廃止して 寒さに耐え高齢者が座り込み

「後期高齢者医療制度はいますぐ廃止を!」。年の瀬が迫る一二月一六日から三日間、全国老後保障地域団体連絡会(全国老地連)は、東京・霞ケ関の厚労省前で座り込みをしました。例年行っている翌年度の予算編成への要求行動です。
 開始の日はこの冬一番の冷え込み。アスファルトの上に何枚もシートを重ね、座り込みました。最高齢は九〇歳です。
 森悦子さん(62)=東京ほくと医療生協理事=は、おにぎりや唐揚げを手づくりして参加。「高齢者がどんな思いで寒空に座り込んでいるのか。人を大事に するというなら、新政権は一刻も早く後期高齢者医療制度を廃止すべきです。毎年続く高齢者の思いを引き継いでいきたい」と話します。
 日本共産党の小池晃参院議員(医師)が、「高齢者が座り込まなくてすむよう、憲法九条、二五条が輝く社会をつくりましょう」とあいさつしました。

(民医連新聞 第1467号 2010年1月4日)