【岩手発】当県連では昨年に引き続き、盛岡市中心部で「１１・１１介護の日」行動にとりくみました。あいにくの雨と寒風の中でしたが、ケアマネやヘルパーを中心に七人が参加、約九〇筆の介護署名が集まりました。
　岩手県内の特養の待機者は、約五五〇〇人もいます。そのうち、要介護度が高かったり、家族の介護が困難で、「早期入所」が必要な人は一〇〇〇人以上もい ます。ところが県の介護保険第四期事業計画（二〇〇九～二〇一一年度）の特養整備計画では六六〇床しか増えず、深刻です。
　参加した職員は「高齢で介護が必要になっても、障害を負っても、安心して生活できる世の中にと、運動しています」と、若い人にも積極的に声をかけていました。（吉田博、事務）

（民医連新聞　第1465号　2009年12月7日）