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民医連新聞

民医連新聞

11・8「米軍新基地許さん」 沖縄の決意に連帯

 一一月八日、東京と沖縄で大集会が行われ「沖縄に米軍新基地はいらない」の声が響き合いました。東京・代々木公園「一一・八国民 大集会」には雇用や医療の改善を求め三万五〇〇〇人が、沖縄「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する11・8県民大会」には県内外から二万一〇〇〇人 が結集しました。

沖縄

 民医連・医療生協・労組でつくる三者協はバス一四台を用意し、多数の職員・組合員が参加しました。参加者の感想を紹介します。
 「新たな基地を県民は望んでいない! 今回の大会で県民の真意は明確に示されました。新政権には米国に追従することなく、勇気と誠意ある決断を求めま す。これ以上の負担を沖縄県民に強いるのは、絶対に許せません。県外から多くの参加者があり感謝・感激しました。決して屈せず、たたかっていきましょう (生協デイサービスとよみ・山口真貴子)」「この小さな沖縄に、これ以上軍事基地をつくってはならない。自然を壊してまで基地をつくる必要はないとの思い でいっぱいです(メディコープおきなわ・松倉香織)」。(「県連ニュース」より)

東京

 反貧困運動の先頭に立つ宇都宮健児弁護士が連帯あいさつしました。ムシロ旗を掲げた農民や、平和のプラカードを持った親子連れ、派遣切りされた外国人労働者などが訴えました。
 京都・ふくちやま協立診療所の川崎繁所長は、医師・看護師不足について発言。「医療・介護労働者が働き続けられる社会に」と呼びかけました。
 沖縄の代表は「県民の意思ははっきりしている。沖縄、日本から米軍基地撤去を、の声をみなさんと手をつないで広げたい」と訴え、共感の拍手を浴びました。
 愛媛から参加した古味正徳さん(有料老人ホームあったか拓南・介護福祉士)は「業界全体で人手が足りない。介護が必要な人が十分に利用できるようにしてほしい」と話しました。

(民医連新聞 第1465号 2009年12月7日)