SOSネット相談会 北海道勤医協
【北海道発】道民医連や当法人も加わる「SOSネットワーク北海道」は九月一七日、七月に続き街頭相談会を札幌で行いました。スタッフは約一四〇人、相談には五一人が訪れました。
カレーライスの炊き出しは二二〇食。その材料やカボチャ、トウモロコシなどが差し入れられ、募金箱には四万円以上集まり、多数の市民の協力がささえました。
マスコミの取材も多数でした。
のべ相談数は六三件で、生活保護申請一二件、住宅一〇件、労働九件、法律一二件、借金五件などです。医療相談は一九件で、うち心の相談が五、病気が六、医療費一などでした。
一年半も車中生活していた五〇代男性は、一日一食のパンで飢えをしのぐ暮らし。たまたま新聞で知って相談会に来ました。三〇代男性は失業してから二四時 間営業のスーパー休憩所で寝泊り。お金を借りて会場に来ました。深刻な相談ばかりで、スタッフからは驚きの声があがりました。(斉藤浩司、事務)
(民医連新聞 第1463号 2009年11月2日)
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