平和の映画会を開く 岡山医療生協
【岡山=湯原明慧通信員発】八月七日、近くの集会所で映画「クロがいた夏」の上映会を開きました。「はだしのゲン」で知られる漫画家中沢啓次さんが当時飼っていた子猫との体験がもとです。
夏休み中なので近所の子供会の役員さんもお誘いしました。
子ども八人を含む二八人の参加でした。映画が始まると小さい子も画面を見つめ、原爆が落ちる場面では息をひそめていました。
映画のあとは聴診器で自分の心臓の音を聞いたり、血圧を測ると神妙にしていました。昨年は大人ばかりの参加でしたが、今年は子どもにも参加してもらえ、戦争について考えるきっかけになったのではないかと思います。
(民医連新聞 第1462号 2009年10月19日)