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民医連新聞

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若手事務職員ら未収金訪問を実施 徳島県民医連

【徳島発】八月一九日、当県連事務委員会の「未収金訪問行動」報告会を開催し、事務と看護師合わせて二八人が参加しました。
 若手事務を中心に九チーム三四人が一七軒訪問し、うち一一軒と対話。短期国保証の問題など制度を学習する機会になったこと、感じたことなどが報告されました。
 徳島健生病院・SWの久保哲さんが、「訪問を通じて三件の相談があり、うち一件は生活保護申請につなげることができた」と報告。国の社会保障削減が未収 金に現れており、未払い金があることで患者は受診しにくくなり、放置は重症化や新たな未収金を生むと語りました。民医連の事務職員として、協力し団結でき る集団づくりが大切と強調しました。
 参加者からは「未収金には早めの対応が必要」「困難を抱えている実態を知る貴重な経験ができた」など、いろいろな意見が出されました。
 最後に田福光規事務委員長が、「すべての事務がSWになる必要はないが、目の前の困難を抱える人に手をさしのべる力をつける必要はある。そのための学習 会を企画したい」とまとめました。(山本雅代、徳島健康生協・事務)

(民医連新聞 第1460号 2009年9月21日)