四国縦断230キロを110人が激走 核兵器のない世界めざし 四国反核平和マラソン各県実行委員会
【香川発】四国四県の民医連が協力し、七月一八~二〇日、愛媛生協病院から德島健生病院まで、二三〇キロをリレーでつなぐ第一回四国反核平和マラソンは、延べでランナー一一〇人、サポーター五〇人の参加で、反核平和を沿道にアピールしました。
一八日朝、松山から伊予三島の八〇キロを愛媛・高知が担当。猛暑のなか、愛媛からは中学生や、八四歳の元民医連職員が参加、高知からは五人の医師、研修 医や看護学生も走りました。一九日、香川コースも激しい猛暑のなか八〇キロを完走。二〇日、激しい雷雨に見舞われた德島コース七〇キロは、徳島民医連の若 手職員が中核となるランナーで、ゴールの徳島健生病院へ激走しました。
全コース、手作りののぼり旗や横断幕が飾られエイドステーションや応援もすばらしいものでした。
香川コースは民医連外の参加が半数以上、市民マラソンクラブの参加者は「二年前になくなったおやじは長崎の被爆者だった。平和は絶対必要」、高教組の参 加者は「平和、民主主義の大切さを教えたい」など、核兵器廃絶への決意がみなぎるマラソンでした。参加者は「NPT再検討会議の来年はもっと盛大に走る ぞ」と決意を新たにしました。(中田耕次、高松平和病院・医師=香川県実行委員長)
(民医連新聞 第1457号 2009年8月3日)