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民医連新聞

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現場から語られた子どもの貧困 北海道民医連

【北海道発】「歩き方が変だと思ったら、小さくなった靴をがまんして履いていた」「兄の制服があるという理由で志望 高校を決めた子もいる」。六月一三日の「生存権裁判を考えるつどいシンポジウム 考えよう! 子どもの貧困」で、生なましい実態が報告されました。生存権 裁判を支援する会、道社保協などが札幌で開催、一六〇人が参加しました。
 当県連からも、ぽぷら保育園の鈴木令子園長が「園児から見える貧困化する親子の事例」を語り、北海道勤医協の柏原伸広組織広報部長が、経済的な理由で受 診をがまんし、呼吸困難、顔面チアノーゼで来院した事例などを報告。
 生存権裁判の原告も訴え、国会に野党が共同で提案した生活保護の「母子加算復活法案」の衆院での可決を求める請願に協力を呼びかけました。(澤野 天(たかし)、事務)

(民医連新聞 第1456号 2009年7月20日)