【山口発】五月三一日「岩国基地問題学習・現地見学」に、野田浩夫県連会長を先頭に四人で行きました。地元の日本共産党県議・久米けいすけさんに講師と現地ガイドをお願いしました。　
　基地の埋立地に行くと、フェンスがあって、以前は通れたのに通行止め。「これから先は米国領域」との看板まで設置されていました。久米さんが「おかしい な」と首を傾げていましたが、その看板とフェンス、実は防衛省が山口県に無許可で設置していたことが分かり、後日（六月三日）撤去されたそうです。
　ブログ「こんにちは久米けいすけです」の記事では「一応いったんは撤去されましたが、防衛省が正規の手続きを踏んで、進入禁止にすることは時間の問題か もしれません。滑走路移設事業がすすめば基地沖のあの道は米軍に提供されることになっています。アメリカの占領地が増える。世界では植民地が返還されてい るのに岩国ではあらたに提供地域を広げるというのです」と書かれていました。（菖蒲順一郎、事務）

（民医連新聞　第1454号　2009年6月15日）