こども病院移転問題で署名・宣伝行動 福岡医療団
【福岡発】博多区革新懇は博多駅前で、市立こども病院の現地建て替え試算の水増し疑惑問題で「調査特別委員会」設置を求め、宣伝・署名を行いました。
市長は、現地建て替えは費用がかさむとして移転を推進。しかし、当初の試算を「安すぎる」として、ゼネコンに再試算を依頼、一・五倍に水増しさせたこと が明るみに出ました。移転の根拠が崩れ、「売れない人工島用地の救済のためか」と連日報道されています。
二次・三次の小児救急を担うこども病院。移転先の人工島は交通が不便で、市内のほとんどの小児科医・産科医が反対しています。
現在一万二〇〇〇筆の署名をさらに積み上げようと、連日、訴えています。(杉谷雅博、事務)
(民医連新聞 第1451号 2009年5月4日)
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