6月1~2日に 第34回公害患者総行動デー 正午に東京・日比谷公園からデモ行進
全国の公害被害者団体と支援者が手を携え、続けている運動。今年は四大公害裁判のひとつ熊本水俣病提訴40年です。いまなお環境省は、2万6000人を超える被害者の救済に背を向けています。早期の全面救済を求め各省庁と交渉します。
また、微小大気汚染物質“PM2.5”の規制を求める運動も緊急です。有毒な微小大気汚染物質〝PM2.5〟は、自動車の排気ガスなどから放出され、呼 吸器疾患や肺ガン、循環器疾患などを引き起こします。米国やWHOでは厳しい環境基準を設けていますが、日本には規制すらありません。東京大気汚染裁判な どを機に、環境省は基準を設定すると表明しましたが、低い基準では汚染を追認するだけ。WHO基準に劣らない高い基準になるよう署名がすすめられていま す。署名用紙は「青空の会」のホームページからダウンロードできます。http://www.ne.jp/asahi/aozora/tokyo/PM2.5signature.pdf
(民医連新聞 第1450号 2009年4月20日)
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