介護よくする会結成 東京民医連など
【東京=及川正彦通信員発】三月一四日、東京民医連、東京社保協、東京医労連、東京地評、東京自治労連の呼びかけで「介護をよくする東京の会」結成総会が大塚で開かれました。総会には民医連職員や共同組織、高齢者団体、地域社保協、労組組合員、登録ヘルパーなど九二人が参加。
第一部は日本福祉大学・石川満教授による記念講演「憲法や社会保障の権利性から見た介護保険制度の改善課題」。石川さんは介護保険制度は「利用者を疑う システム」になっているとのべ、あらためて小川政亮先生の「権利としての社会保障を実現する原則」から学ぶ意義を強調しました。
第二部の結成総会では、呼びかけ団体が、この間の経過や呼びかけの趣旨、申し合わせ事項を提案し、全員で確認しました。一〇七の団体・個人から賛同があり、四五の団体・個人からメッセージが寄せられました。
(民医連新聞 第1450号 2009年4月20日)