後期高齢者医療制度のシンポに330人 宮崎民医連
九月一四日、宮崎市民プラザで「後期高齢者医療制度いますぐやめて下さい 9・14講演とシンポジウム」を開催しました。
開催のきっかけは、年金者組合県本部と県社保協が六月に県医師会長と懇談した際、シンポジウムには医師会も賛成したことです。当県連もシンポの実行委員会の事務局を担うことになりました。
三〇〇人規模の集会は社保協、民医連ともに経験がなく、宣伝カー宣伝、公共掲示板へのポスター貼りだし、地域紙への折込み、宮崎市内の高齢者クラブへの 訪問、ニュースを作成して職員や構成員へ参加要請など、ダイナミックな運動を行いました。高齢者クラブ訪問は一〇〇を超え大きな広がりとなりました。
当日、予想を大きく超え、三三〇人超も参加しました。
鹿児島大学法科大学院の伊藤周平教授は、「もとの老人保健制度に戻すべき。今度の総選挙で与党を敗北させることが制度廃止につながる」と指摘しました。
県医師会の冨田雄一副会長は、「それぞれの専門医が必要に応じ治療すべき。この制度そのものに反対しなければ」と述べました。
県保険医協会の桑原大祐会長は、「医師会と保険医協会が行動をともにする場になりよかった」と語りました。
終了後、実行委員会のメンバーでアピールウォーク。「後期高齢者医療制度をいますぐやめて」と市民にアピールしました。(和知川原生協クリニック、内村浩三、事務)
(民医連新聞 第1439号 2008年11月3日)
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