足は立たずも筆は立つ 725人が集団申請 東京民医連
【東京発】高齢者たちが九月二日、都庁に七二五人分の後期高齢者医療制度の不服審査請求を提出しました。中野・杉並健康友の会からも九三人が申請しました。
提出前集会では「高齢者は、足が立たなくても筆は立つ、口もたつ。怒りを審査請求に込めた」と力強い声をあげました。
代理人として参加したケアマネジャーの松本雅代さんは「請求書には『老後は、ささやかな安定を望んでいた。ひとでなしの国が許せない』など、制度への怒 りが書かれ、これまで生き抜いてきた強さを感じた。若い私たちも負けていられない」と話しました。(健友会・塚本晴彦、事務)
(民医連新聞 第1437号 2008年10月6日)
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