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民医連新聞

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水害被災者を支援 石川民医連

 七月二八日の豪雨で浅野川が氾濫し一週間あまり、石川民医連の職員たちは、城北病院に水害対策本部を設け、(1)被災者宅の泥の除去作業、(2)友の会 会員や患者さんの健康相談や困りごとを聞く地域訪問、(3)友の会会員に電話で安否や要望を聞く、(4)事業所周辺の清掃、などに奮闘しました。
 八月二~三日には、富山、岐阜、福井民医連、石川災対連加盟の各団体からも支援が入りました。
 今後、気温が高い日が続くと熱中症や環境悪化からくる体調不良が心配されます。道路などに撒かれた石灰や埃で目や呼吸器を傷めたり、泥の片づけでケガや腰痛も起き、PTSDも含めフォローが必要です。
 入院した人の中には、被災した住居に戻れない人もいて、この問題を含め金沢市に対策を要請しました。生活保護の人が有料老人ホームに入る場合、当面の住居費は市が負担するなど緊急支援対策がとられました。

(民医連新聞 第1434号 2008年8月18日)