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民医連新聞

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実態から目そむけた不当判決 「控訴し、たたかう」 東京生存権裁判

六月二六日、東京地方裁判所は原告らの「生活保護の老齢加算を元にもどして」の願いをしりぞけ、不当判決をだしました。老齢加算が廃止され「健康で文化的な最低限度の生活」を奪われた、生活保護受給者のきびしい生活実態から目をそむけた判決です。
 全日本民医連も参加する「生存権裁判を支援する全国連絡会」は、悔しさを怒りに変え、各地の裁判勝利をめざし、生活保護世帯の深刻な暮らしの実態を多くの人に知らせ、さらに支援の運動を広げる方針です。
 原告団長の横井邦雄さん(79)は「控訴して高裁、最高裁でたたかう」と決意を新たにしました。

(民医連新聞 第1432号 2008年7月21日)

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