沖縄の「慰霊の日」 平和記念公園へ行進 沖縄民医連
【沖縄発】六月二三日は、沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」です。うだるような蒸し暑さの中、組合員さんたちと平和記念公園まで行進しました。
歩きながら「壕はどれだけ暑かったのだろうか」と考えました。あの狭く暗い空間で、たくさんの人がひしめき合って、ノドの乾きを潤すことも空腹を満たす こともできずに、恐怖におびえていたのだと思うと、つらい気持ちになりました。
平和の中で生きる私たちには非現実すぎて、信じ難い部分が多くあります。しかし、その真実をしっかりと受け止め「この平和を守り続ける。二度と戦争なん て起こさない」という思いを、多くの人びとに広げることが、今の私たちのすべきことだと強く感じました。(瀬長奈美、事務)
(民医連新聞 第1432号 2008年7月21日)