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民医連新聞

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医師不足を考える県民公開講座 福井民医連

【福井=畑奈緒美通信員発】四月二〇日、県民公開講座を開きました。この講座は福井温泉病院長が代表で、事前に当県連会長、済生会病院長、日赤病院長、県医師会長らが県内八〇病院に賛同を呼びかけ、三〇病院の院長や理事長が応え、実行委員をつくってすすめました。
 当日は県内の医師をはじめ医療従事者、地域の人たち約二六〇人が参加しました。講演は埼玉の済生会栗橋病院副院長の本田宏さんです。本田医師は「厚労省 は都市部に医師が偏っているだけで近い将来は医師が余るとさえ言う。国の説明が正確な情報を伝えていない」と厳しく批判し、「地域医療を守るために市民一 人ひとりが声を上げることが重要」と熱く講演しました。
 講演終了後、「医師会に加盟しているが、医師会の役割などを聞きたい」など、フロアから多くの意見や感想が出ました

(民医連新聞 第1428号 2008年5月19日)

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