後期高齢者医療制度 中止・撤回、危機打開署名 100万筆を突破
「後期高齢者医療制度中止・撤回を」(医療危機打開を含む)の署名が急ピッチでとりくまれています。
ここ一カ月で一七万筆を超える署名が寄せられ、民医連の集約分は、二月二〇日現在、一〇〇万三〇〇筆になりました。学習会は四〇〇〇回を超え、職員・共同組織構成員のべ六万五〇〇人が参加しています。
埼玉で県民集会
各地で集会などがとりくまれています。埼玉では、「後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める埼玉県民集会」が二月一八日開かれました。五五〇人が集まり、会場に入れない人も出るほど。医療生協さいたまが活動報告しました。アピールを採択後、デモ行進しました。
兵庫広域連合に陳情
広域連合への働きかけも各地で行われています。
兵庫民医連は二月、広域連合議会に「資格証明書」に関して陳情書を提出しました。国保死亡事例を示し、(1)滞納者に資格書を発行しないよう国に意見書 を出すこと、(2)受診遅れや重症化、死亡に至らないようにすることを求めました。
3・23東京大集会
東京では「3・23後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める東京大集会」が予定され、地域ごとに実行委員会がつくられています。
三多摩実行委員会の結成集会が、一月二七日に開かれ、七五人が参加。山田稔・中央社保協事務局長が「中止・撤回の運動を強めよう」と激励しました。
(民医連新聞 第1423号 2008年3月3日)