薬の監視強めよう 副作用・新薬モニター 交流集会に140人
九月二八~二九日、八年ぶりに「第五回副作用・新薬モニター交流集会」を東京で開き、薬剤師を中心に約一四〇人が参加。一日目は新薬や薬害、二日目は副作用についてのとりくみが紹介されました。
武藤真也・全日本民医連医薬品評価委員は「政府主導の新薬開発で副作用が軽視されている。薬害を繰り返させないモニター活動を強めよう」と訴えました。
記念講演は、弁護士の水口真寿美さん。水口さんは薬害エイズ訴訟の経験などを通して、民医連薬剤師の役割を語りました。
指定報告では、大阪のタミフルの副作用アンケートや福岡の新薬委員会のとりくみを紹介。二日目のパネルディスカッションでは、あらためて副作用報告の重要性を論議しました。
(民医連新聞 第1414号 2007年10月15日)
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