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民医連新聞

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秋のたたかいを意思統一 社保委員長・介護責任者合同会議ひらく

 全日本民医連は、 八月二四~二五日、東京で県連社保委員長・介護責任者合同会議を開催。全県連から一六六人が参加しました。
 専修大学の唐鎌直義教授の講演で、世帯の実月収が二五万円の勤労世帯(世帯主四五歳、三人家族)が一割いるなど、格差の実態と原因を学習。この間のたた かいを交流し、秋からの運動方針を意思統一しました。
 この秋の運動スローガンは「今こそ、全職員が共同組織とともに地域に打って出て、守ろう医療・介護、平和と暮らし、広げよう共同と連帯の輪を!」です。

 地域に結びついた活動を共同組織と全職員ですすめ、実態をつかむことがカギです。(1)学習し行動し、(2)一職場一事例運動から要求へつなげ、(3)相談活動をひろげ、(4)「月間」と高齢者実態調査を推進する、これらの課題をどう実践するか知恵をしぼりましょう。
 介護問題では、(1)あらゆる社会資源を活用し、(2)要介護から外れた高齢者の状態像を拾い上げ、(3)起きている問題を社会に発信し、(4)ベッ ド、車イスが借り続けられるよう、一例一例大切に対応することを、意思統一しました。

(民医連新聞 第1387号 2006年9月4日)