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民医連新聞

民医連新聞

被爆60年 核のない世界へ転機の年に 原水爆禁止世界大会ひらく

 一九四五年八月六日に広島に、九日に長崎に原爆が投とされて六〇年、原水爆禁止世界大会が、広島・長崎で八月四~九日、開かれました。
 「被爆六〇年のことしを核兵器のない平和で公正な世界への転機にしよう」―開会式、八〇〇〇人が集まった会場の舞台には、こうかかげられてあります。海 外からの参加は、二九カ国二六四人と、過去最高になりました。

民医連交流会 広島と長崎で

 民医連の参加者交流会は、五日に広島で、八日に長崎で行いました。
 広島交流会には、研修医一一人と医学生三人を含む約三六〇人が参加。たいへんな熱気になりました。各地のとりくみを報告する「列島リレーピースアピー ル」では、地元・広島をはじめ、大阪、石川、宮城、北海道が発言。写真家の森住卓さんもとびいり参加し、あいさつしました。
 長崎の交流会参加者は約二三五人、バンド演奏なども盛りこまれた企画に。リレーピースアピールでは、長崎、福岡、奈良、静岡、北海道から報告がありました。


500人の平和メッセージ集めたよ

40人が長崎へ……福岡・千鳥橋病院

 千鳥橋病院から40人が長崎に参加しました。ピースサークル〝平輪〟がこの1カ月間で職場や繁華街で集めた500人分の平和メッセージもいっしょです。15人は自転車で、通行人やドライバーに平和・核兵器廃絶を訴えながら、福岡~長崎間180キロをリレーしました。

(民医連新聞 第1362号 2005年8月15日)