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民医連新聞

民医連新聞

2005年国民平和大行進

「憲法九条守れ、核兵器廃絶せよ」と訴え、全国を歩いてつなぎ、被爆地の広島、長崎をめざします。

北海道
 五月七日に礼文島を出発した「国民平和大行進」(同実行委員会主催)は、二一日に札幌へ。
 野幌記念塔前出発などの幹線三コースで終結地点の中島公園(札幌市中央区)をめざして歩きました。参加した老健柏ヶ丘職員の小泉恵喜さんは、「被爆者は 高齢をおして戦争や被爆体験の悲惨さを語っています。私たちも職場でがんばらなければ」と決意をあらたにしました。
(北海道民医連新聞)

岩手
 六月一四日、たいへん暑い日でしたが、色とりどりの旗とゼッケンをつけた行進団が川久保病院に到着。冷たい麦茶で歓迎しました。
 北海道から東京まで通し行進をする下村次弘さんは「民医連の病院がいたるところにあるので、『私の健康』は大丈夫。とても心強い」と、述べました。
 当院から職員二〇人が行進に加わり、次につなげました。「一歩でも参加を」と願っています。
(成沢れん子、川久保病院)

新潟
 六月二〇日、山形県との県境にある鼠ヶ関で、五〇人が参加し、引継ぎ集会を開きました。日本海コース通し行進者の清水梅夫さんが日焼けした笑顔で元気に あいさつしました。行進には全コースに全事業所から一二〇名が参加します。
 訪問する自治体から激励が寄せられ、沿道の商店街の人たちも拍手したり、手を振ってくれ、参加者は「反応が良くて嬉しかった」と感想をのべました。
(酢山省三、新潟民医連)

香川
 五月一〇日、組合員一三人を含む総勢三二人が風光明媚な直島で核兵器廃絶の声を響かせました。
 朝、フェリーで直島宮浦港へ。町役場経由で本村港めざし、平和を訴えながら行進しました。
 今年入職の看護師は、「初めて参加しました。日本人として憲法九条を守ること、核兵器のない世界をめざして声をあげなければ、とあらためて感じました」と語りました。
(野口卓、香川民医連)

(民医連新聞 第1359号 2005年7月4日)