「憲法9条のこと私にも言わしてんか」 大阪民医連
【大阪発】四月二七日、大阪民医連・医療事業協同組合主催のトーク集会「憲法9条のこと 私にも言わしてんか」を開き、医療関連業界から一四〇人が参加しました。
集会は事業協同組合職員による漫才の爆笑の渦でスタート。
一三回目となる今回は、参加型の集会として開催し、医材ディーラー社の会長など七人がそれぞれの立場から個性豊かに発言、参加者は熱心に聞き入っていました。
憲法会議事務局次長の西晃弁護士は、「平和を守りたいから軍隊を持つ」という国民の意識と改憲論者の目論む再軍備の間には埋めがたい溝がある。九条を守 ろうとする人びとの意識との間には実質的な違いはなく十分共同できる。今国民のなかで論議を尽くすことが重要である、と強調しました。
主催者の中村毅協同組合専務が大阪医療関係卸・ディーラー・メーカー「九条の会」(仮称)結成を呼びかけました。集会参加者から自分たちの職場で「九条 の会」を立ち上げては、などの感想もあり、さっそく入会の申し込みも寄せられています。(石田力、事務)
(民医連新聞 第1356号 2005年5月16日)