平和・憲法学習会喜味こいしさん講演 京都民医連
【京都発】四月二一日に平和・憲法学習会&NPT壮行会をひらきました。友の会や青年職員も多く、二〇〇人が集まりました。
漫才師の喜味こいしさんは娘の喜味家たまごさんと「ほのぼのトーク」し、胸の詰まるようなつらい戦争体験を語りました。
こいしさんは「被爆体験を語ることはつらいこと。写真やテレビではない、生きた生身の被爆者を見てきた。その人たちのことを語るのは申し訳ないが、高齢 になり、いま語り継いでいかなければ…」と、広島での被爆体験について話しました。
最後に、NPT再検討会議要請行動の参加者の手をとって、「笑いがあるのは平和のおかげ。漫才も楽しんでもらうためには平和を大事にしていく必要があ る」と励ましのメッセージで締めくくりました。要請行動参加者が決意表明を行い、会場から連帯の想いのこもった折鶴が託されました。
(勘解由貢一、事務)
(民医連新聞 第1356号 2005年5月16日)