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民医連新聞

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平和企画・初期研修交流 沖縄で青年歯科医師・歯科奨学生会議ひらく

 全日本民医連は四月一~三日、「第七回青年歯科医師会議・第六回歯科奨学生会議」を沖縄で開き、青年歯科医師一二人、歯科奨学生五人を含む二一人 が参加。会議には、「初期研修交流」のほか、「沖縄基地見学」「辺野古連帯行動」「南部戦跡見学」など、平和企画も取り入れました。

 米軍基地見学をガイドした沖縄民医連の内間均事務局長は、「イラクに行っている米兵のほとんどが、沖縄の基地から出兵し人殺しをしている。その軍隊に日本国民の膨大な税金がつぎ込まれている」と説明しました。

 辺野古では暴風雨のため洋上行動が中止。テントで現地の方と座り込みました。前日の会議で集めたカンパと参加者 の寄せ書きを手渡しました(写真)。現地からは「民医連からたくさん来てくれて、励みになっている。皆さんが、他の人に沖縄の現状を語り、私たちを助けて ほしい」と。また、全国各地からの参加者と交流もありました。

「平和の行動したい」

 参加者は「友人などに知らせていきたい」「平和のために行動したい」「約九年間も一日も休むことなく基地建設の反対行動を行っていることにびっくりした」など、たくさんの感想が出されました。

 初期研修交流企画では、利根歯科診療所の萱間暁彦歯科医師が、自身の研修の到達と課題について報告。参加者の研修状況も出し合いました。

 交流会で第七回歯学生のつどい実行委員長が、準備状況を報告し、「大学の後輩に参加をよびかけて」と、協力を訴えました。

(全日本民医連事務局)

(民医連新聞 第1355号 2005年5月2日)