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民医連新聞

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看学生「MSフェスタ」準備中

 北海道民医連の新卒看護師の受け入れは、03年卒93人、04年卒85人と目標を達成しました。看護学生のつどい、看護師体験、学習と交流会など、貴重なとりくみの成果です。
 しかし一方、04年卒の85人のうち奨学生は32人で、05年卒以降の奨学生を確保できているのは3法人のみです。奨学金が貸与制に変わって奨学生が 減った法人や、つながりの薄い奨学生が内定を辞退する法人もあり、来年度以降の確保に困難が予想されます。
 また、医系学生の「夏期ゼミ」が、学生の状況変化やこちらの力量の問題から、開催が困難な状況になり、2000年から「プレDANS」に名称を変え、看護学生だけのとりくみに縮小、参加も減っている状況がありました。
 いま全国DANSの発展的解消で、地協・県連で看護学生はじめ医系学生のつどいを開催する方向です。この提起と現状を議論した小委員会は、「DANSや 夏期ゼミでの体験は入職してからも生きてくる。民医連を知るつどいは継続させよう」との結論に達しました。そして04年、北海道で看護学生を中心としたつ どい「MS(Medical・Student)フェスタ」を開催することにしました。すでに03年夏、東北6県の「看護学生の集い」に1・2年生を中心に 11人の学生が参加し、核になって準備を始めました。いま新1年生も参加して実行委員会が誕生しています。
 看護学校内の実行委員たちは、3年生が下級生に気配りして分担を決め、主体的に運営しています。学生たちは、他の看護学生や知り合いの医学生・薬学生・リハ学生にも呼びかけています。
 今年8月7~8日、北海道ニセコで開催することになりました。民医連の後継者づくりのためにも、成功させたいと思います。(加地尋美・北海道民医連看学生小委員長)

(民医連新聞 第1333号 2004年6月7日)