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民医連新聞

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〈方針と憲法を学ぶ学習月間〉 全職員が学べる工夫を

全日本民医連理事会が呼びかけ

 「方針と憲法を学ぶ月間」が二月からスタートしています。各県連では、講師養成講座が行われ、職責者の読了の推進、職場での読み合わせがすすんでいます。全日本民医連理事会では、『民医連 憲法手帳』を作成し、全職員への普及を呼びかけています。

 永田勝美事務局次長(職員育成部担当)は、今回の月間について次のように強調しています。

 「激動の情勢をみとおす力となり、激変する日本の医療・福祉の中で、活動の指針となる総会方針を、パート・非常勤を含む全職員と共同組織の仲間たちに伝え、ともにがんばる関係をつくっていこう。壮大なとりくみにするには全職員が学べる工夫も大切です」。

 鹿児島、熊本では、目標を決めて、職責者の総会方針の読了をすすめ、一〇〇%達成しました。北海道では、すでに七九回の学習会を開催し、約三割の職員が学習会に参加して方針を深めています。

千畳分の職場計画も

 神奈川民医連からは、「私の職場の一〇〇〇畳分の計画シート」のとりくみが報告されています。

 シートには、春から夏までの方針学習会、地域に出る活動、原水禁大会など年間の大きな流れが印刷されています。 各職場で決めた方針やスローガン、たたかいの計画を書き込んで掲示し、みんなで共有していくのです。すべての職場のシートをつなげるとタタミ一〇〇〇畳分 になります。創意を発揮して、とりくみを大きく描いてすすめるという決意と願いをこめました(木下隆成事務局次長)。

 こうした各県の活動は「学習月間ニュース」でも紹介しています。

『憲法手帳』も活用して

 今回、全日民医連が作成した『民医連 憲法手帳』(一冊五〇円)は、携帯して仕事や対話の機会に読み「憲法の良さをつかみ日常に生かそう」というもの。また、「憲法学習パンフレット」(仮称)も準備しています。

(民医連新聞 第1330号 2004年4月19日)