何があったっけ? この2年間 2002.3~2004.2 全日本民医連の35期をふりかえる
36回総会議案の学習をすすめるために…。35期の2年間は何があったでしょう? ふりかえってみました。
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医療・社会の動き | 民医連の動き |
02年
3月 4月 5月 6月 7月 |
・看護婦・保健婦→看護師保健師の呼称に ・診療報酬、制度創設以来初のマイナス改定 ・徳島で吉野川可動堰反対の知事誕生 ・W杯開幕 ・1兆5000億の新たな負担増! 6割の国民の反対を無視した与党 ・鈴木宗男衆院議員が逮捕 ・自、公、保の与党三党が医療改悪を国会で 強行 ・長野の田中知事が再選 ・七〇歳以上の医療費窓口負担が定率制に ・東京大気汚染裁判、未認定患者の救済命 じる判決 ・四師会が初の共同声明。医療改悪の凍結 |
・川崎協同病院「事件」公表。全国の事業所に 自己点検をよびかけ ・医療経営構造転換集会(診療所) ・医療経営構造転換集会(病院) |
03年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 10月 11月 12月 |
・各自治体で負担増反対の意見書が採択され る。各地の医師会が小泉退陣決議 ・国会で自民議員が民医連の誹謗・中傷発言。 ・アメリカ、イギリス国連 決議を無視しイラク攻撃 ・日本政府「イラク復興」の費用負担を総額五〇 |
・「見解『医療事故』・『事件』と私たち民医連の 立場」発表 ・朝日新聞に新年、意見広告「患者負担増凍 結。見直 しを」を出す。反響続々 ・肥田会長、日本歯科医師会など医療団体と懇 談 ・医業への派遣労働を許す「労働者派遣法の一 部改正」案に反対の談話 ・初の医療安全交流集会ひらく ・「医療事故における第3者機関」の設置要望に 医師会も賛同 ・第三者機関の設置を厚生労働省に要望 ・創立五〇年記念行事、世界保健デーを中心に 青空健康チェックや健康ウオーク ・原爆症認定集団訴訟への 支援を意思統一。 被爆者医療交流集会ひらく ・六月七日、創立五〇周年を迎える ・『いつでも元気』目標の五万部を達成 ・共同組織構成員三〇〇万の目標を達成 |
04年
1月 2月 |
・自衛隊本隊が派兵、イラク入国 |
・イラクへの派兵中止、撤退求める抗議声明を発表 |
●在宅酸素治療をうちきる患者が急増。大阪では、596人中、213人が打ち切り理由を「支払いが困難になったため」と(4業者調べ)。全国10万人の在宅酸素療法患者への影響を小池晃参院議員が国会でとりあげた。
●特養ホームの待機者23万8000人に。99年末から倍加。
●02年の医療機関倒産件数は過去最多の47 件。「患者窓口負担の引き上げや診療報酬の引き下げなどに伴い、医療機関の競争や環境は厳しさを増し、今後も倒産が増加する」と予測。(帝国データバンク しらべ)
●5/25政府・経団連消費税2ケタ発言。
●4~6月の医療費動向調査(厚労省)サラリーマン本人の医療費、前年同期から4.1%減少。窓口3割負担による受診抑制。
●02年の自殺者3万人、5年連続で。
●東北、北海道で震度6超える地震。5月に岩手と宮城で、7月に宮城、10月に十勝沖で。共同組織や職員が被災地支援。
(民医連新聞 第1326号 2004年2月16日)