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民医連新聞

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全日本民医連/小児医療・保育 初の合同会議

9月13~14日、札幌市・定山渓温泉で、第8回全日本民医連小児医療・保育合同研究集会を開催。小児科の医師、看護師、保育士をはじめ171人が参加しました。
 例年、小児、保育の各研究集会は個別に開催していましたが、今回「子どもの健康と権利を守る立場から民医連院所・保育所が、地域の中での子育てやまちづ くりにどのように関わっていくのか」を共通のテーマに、初めて小児科医療・保育の合同開催が実現。
 1日目は、9つの分科会と七つのワークショップを実施。そのうち1分科会、二ワークショップを保育が主催、第9分科会はポスター展示形式で行いました。
 記念講演は、「小児精神分野での地域連携~発達障害児を地域で診るとりくみを中心に~」と題して、国立精神・神経センター精神保健研究所の田中康雄医師 が講演。要支援の子どもを中心にした養育者、保育・教育者との関係の中に、医療側が確固としたソーシャルワークのスキルを持ちつつ、支援ネットワークを形 成する際に大切なポイントを明らかにしました。
 2日目はシンポジウム。シンポジウムでは「地域での子育てネットワークづくり」をテーマに4人のシンポジストが発言しました。民医連の院所・保育所の実 践を鈴木令子氏(札幌勤医協ぽぷら保育園)、生熊ツギ子氏(大阪・西淀病院)、加藤安子氏(愛知・みなみ子ども診療所)の三人が、地域での子育てネット ワークのとりくみを河野和枝氏(さっぽろ子育てネットワーク)が発言。コーディネーターは高柳滋治医師(函館陵北病院)。

(汐満忍記者)

(民医連新聞2002年10月1日/1288号)

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