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民医連新聞

民医連新聞

第35回総会運動方針(案)の修正・補強

総会スローガン
章 ・ 節 ページ 修正箇所・修正内容
総会ス
ローガ
ンの2
本目
P1 下線部を【挿入】
 ※ 医療・福祉宣言を携え、人権を守り安全・安心の医療・福祉をすすめ、共同組織とともに、民医連運動を時代にふさわしく輝かせ発展させよう
運動方針案
章 ・ 節 ページ 修正箇所・修正内容
第1章前文 P2
7段目
左~2行目
数字の【修正】
・準ずる組織は八〇三事業所    →八〇六
・加盟数は一五七増加        →一六〇
・共同組織構成員が二八三万    →二八五万
・「いつでも元気」が四万七〇〇〇 →四万八七四七
・二年間で、構成員は一八万増加 →二〇万
第1章第1節(2) P3
4段目
左~6行目
・「…とりくみが必要です。」の後に以下を【挿入】
→また、切実さを増すホームレス問題について、行政の責任を果たすよう追求するとともに、独自の支援活動の強化も必要です。
P3
4段目
左~5行目
下線部を【修正】
・「医療機関との間での…
→医療機関との関係で保障されるべき…
P3
4段目
左~24行目
下線部の【修正】
・「窓口での…」
→「あらゆる現場での…」
第1章第1節(3) P3
7段目
右~13行目
「…研修会を実施しました。」の後に以下を【挿入】
→ 今後、ヘルパーの雇用形態の検討、介護分野を担う職員の育成を強めることが課題となっています。
第1章第2節(2) P4
5段目
左~7行目
「…開催しました。」の後に以下を【挿入】
→ また、「安全・安心の医療をまもろう2・14国民大集会」を、医団連・中央社保協・国民春闘共闘の三者共催で開催し、全国から一万五〇〇〇人が怒りの声をもって結集しました。
第1章第2節(3) P4
7段目
右~10行目
名称の【訂正】
日本臨床検査技師協会 → 日本臨床検査技師会
第1章第3節前文 P5
1段目
右~19行目
文章の【差し替え】
 「科学が営利主義や戦争に直結した歴史があり、現在もその危険性が強まっています。それだけに、科学とヒューマニズムをしっかり結びつけた視点が大切です。」

→ 新自由主義にもとづく弱肉強食的な考え方がまん延しています。そして、人間性を否定し、企業利益を最優先するような現象も発生しています。過去におい て科学の利用や応用によって営利主義や戦争に直結した歴史があり、現在もその危険性が高まっています。それだけに、私たちは社会や医療、環境などを科学的 にとらえる力を養い、命は平等¨のヒューマニズムを基礎にした視点を研ぎ澄ますことが大切になっています。

P5
2段目
右~7行目
・段落冒頭に以下を【挿入】
→ 職員確保では、医薬分業が急速にすすむなかで、薬剤師の確保が追いついていません。地域にとってたよりがいのある民医連保険薬局づくりとそれをささえる薬剤師の確保と養成に力を入れる必要があります。
P5
2段目
右~18行目
「…大切です。」の後に、以下の一段落を【挿入】
→ また、働くものの医療を担う、民医連職員の健康管理は重要です。この間、労働者健康委員会と全日本民医連共済組合理事会は合同で、職員の長期病欠者や 死亡の状況について分析を行ってきました。職員自ら健康管理に努めるとともに、県連や法人・院所でも対策と対応を強める必要があります。
第1章第3節(1) P5
2段目表題
下線部を【挿入】
(1)医師養成と確保→(1)医師・歯科医師養成と確保
P5
5段目
右~13行目
(1)の文末に以下を【挿入】
→ 全日本民医連の歯科医師数は、前総会より二五人増え、三二七人となりました。歯科空白県連に歯科院所を建設するためには、地方協議会毎に議論し、歯科 生対策を強化し、計画的に歯科医師を確保していくことが必要です。歯科医師の臨床研修必修化は二〇〇六年からですが、全日本民医連および地方協議会として 具体的な対応策を検討します。
第1章第4節(1) P5
7段目
左~1行目
下線部の【修正】
 共同組織の意志決定への参加を実質的に保障…
 →共同組織の人びとが、法人や事業所の意志決定に参加することを実質的に保障…
第1章第4節(3) P6
1段目
数字の【修正】
・共同組織構成員が二八三万   →二八五万
・「いつでも元気」四万七〇〇〇部 →四万八七四七
・前総会以降一八万増えた     →二〇万
P6
6段目
左~17行目
空白行の【挿入】
「この二年間の活動を通して…」以降は、第1章全体のまとめであり、改行もしくは段落を変える
第2章第1節(2) P7
3段目
左~30行目
文章の【差し替え】
・現在、「自民党政治の古い枠組みを変えてくれるのではないか」という期待感が小泉内閣への高い支持率をもたらしています。しかし、「小泉改革」は、ゆが んだ自民党政治の根本を変えようというものではなく、国民生活に一方的に痛みを押しつけ、アメリカ追随、大企業中心の政治をいっそう押しすすめようとする ものです。国民にとって、この改革に明るい展望はありません。

→この間、「古い自民党の政治の枠組みを変えてくれるのではないか」という期待感が小泉内閣への高い支持率をもたらしました。しかし、古い自民党の体質が 少しも変わっていないことや経済危機が一層ひどくなり、医療大改悪が押しすすめられるもとで、小泉内閣に疑問や不安を感じ支持率が大幅に低下してきまし た。国民は急速に、「小泉改革」が国民に一方的に痛みを押しつけ、アメリカ追随、大企業中心の政治をいっそう乱暴に押しすすめるものであることを実感して きています。

第2章第1節(3) P7
5段目
左~18行目
文章の【差し替え】
・また、室料差額にとどまらず、ホテルコストと称して、すでに特養ホームなどで実施されつつある入所費(入院費)の患者負担を療養型病床などにも導入しようとしています。

→今年四月に実施される診療報酬改定は、はじめて診療報酬の点数が引き下げられただけでなく、包括化や逓減制の大幅な拡大を行っています。これは患者の受 療権が損なわれるだけでなく、医療機関の経営にとってかつてない厳しいものであり、とりわけ病院の淘汰につながるものです。また、患者の選択と同意が前提 であり、医療の周辺部分のみへの適用であったはずの「特定療養費」が、入院基本料や外来再診料、薬剤などの医療本体部分まで拡大されました。治療や検査時 間の短縮、入院期間の短縮強要は過密労働をもちこみ、国民と医療従事者の願いである医療の質と安全性を脅かすものです。歯科分野では、慢性疾患管理でかか りつけ歯科医や初診料、メンテナンスを診療の一部のなかに包括化し、義歯関連の包括化と引き下げを行っただけではなくて、訪問歯科診療関係で対象患者を制 限し、報酬そのものも引き下げるという内容になっています。

第2章第2節(1) P7
7段目
左~3行目
下線部【修正】
竹中財務大臣 → 竹中経済財政担当相
第3章前文 P8
1段目
左~2行目
下線部【修正】
・時代がおとずれようとしています。
→時代がおとずれています。
第3章第1節(1) P8
5段目
左~2行目
下線部を【削除】
 また、切実さを増すホームレス問題について、行政をまきこんだ救済支援活動の強化が必要です。
P8
9段目
右~14行目
下線部を【修正】
・「医学生の声をとりいれるとともに
→「医学生の声をとりいれ、医学生運動との協力共同をすすめながら、県連、法人・院所で
第3章第3節 P9
1段目
左~15行目
文章の【差し替え】
・「あわせて、二〇〇三年度の介護保険事業の見直しに向けたとりくみ、国保証とりあげを許さないたたかい、乳幼児医療無料化をめざすとりくみなどについては…

→あわせて、少子・高齢化がすすむ中でとりくまれている乳幼児医療無料化をめざすとりくみ、二〇〇三年度介護保険事業計画の見直しに向けたとりくみ、国保証とりあげを許さないたたかいなどについては、…

P9
2段目
右~4行目
文章の【差し替え】
・その中心として地域社保協の建設を戦略課題として重視します。当面五〇〇の地域社保協を目標にかかげます。

→地域社保協は、その中心としての役割をもっており、民医連としても地域社保協の建設を戦略課題として重視します。中央社保協は、当面五〇〇の地域社保協を目標にかかげており、民医連としても大いにとりくみを強めます。

おわりに P9
6段目
右~5行目
下線部を【修正】
        医療組織であり、かつ運動組織である…
医療・介護の事業体であり、かつ運動組織である…
資料・第34期医療活動の各分野のとりくみ
章 ・ 節 ページ 修正箇所・修正内容
表題 P12 下線部を【挿入】
→第34期医療活動の各課題・分野のとりくみ
〈保健予防活動〉 P12
2段目
右~3行目
文章の【差し替え】
・不況・リストラのなかで国民の健康への不安が強まり、民医連の健診数は…

→不況・リストラのなかで健診すら受けられない状況が生まれています。しかし、国民の健康への不安は強く、こうした情勢の中で民医連の健診数は…

〈精神医療〉 P12
2段目
〈診療所〉の前に項を起こし、以下の文章を【挿入】
→二〇〇〇年度の精神医療交流集会は、過労自殺をテーマにシンポジウムがもたれました。今後、民医連精神科は過労自殺をはじめ、メンタルヘルスの問題にと りくんでいきます。また、ハンセン病の処遇に象徴される人権をじゅうりんされてきた人々の問題をとりあげ、同様な精神障害者の医療・福祉をどう展開してい けばよいのか検討していきます。民医連の精神科医療は、七八院所で標榜しており、その状況を把握するため、「精神科マップアンケート」調査を行いました。
〈環境・公害〉 P12
4段目
左~17行目
下線部を【修正】
・引き続き東京での結審にむけての…
→引き続き東京での判決にむけての…
資料・第34期各職種の活動について
章 ・ 節 ページ 修正箇所・修正内容
SW P13
2行目
下線部を【修正】
・病院相談室での力量低下の問題もあらわれている。
→病院相談室での困難が増大している。

(民医連新聞 第1271号 2002年3月21日)