【声明2017.08.17】オスプレイの北海道での日米共同訓練参加強行へ抗議し、即刻運用停止、速やかな撤去、配備撤回を強く求める
2017年8月17日
全日本民主医療機関連合会
会 長 藤末 衛
8月5日午後、オーストラリア東部の沖合で米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイ1機が墜落した。在沖米海兵隊によると乗員26人のうち23人が救助されたが3人が行方不明となった。またしてもオスプレイによる危険な墜落事故が起きた。
そのような中で小野寺五典防衛相は8月18日から北海道大演習場を中心に実施中の陸上自衛隊と米海兵隊との共同訓練に参加をすると明らかにした。オーストラリア沖での墜落事故を受けて北海道や千歳市、札幌市などが訓練に参加しないよう防衛省に要請し、自粛中であり断じて認めることはできない。また米軍が飛行を継続し事故調査で機械的、構造的な欠陥はないと結論づけたことで、事故からわずか6日で飛行容認へと転じた日本政府の姿勢も決して許すことはできない。
全日本民医連はオスプレイの北海道での日米共同訓練参加強行へ抗議し、即刻運用停止、速やかな撤去、配備撤回を強く求める。
以 上
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