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声明・見解

声明・見解

【声明2016.05.20】元海兵隊員による凶悪犯罪容疑事件に満身の怒りをこめて強く抗議する

2016年5月20日
全日本民主医療機関連合会
会 長 藤末 衛

 行方不明になっていた沖縄県うるま市の20歳の女性が殺害され遺棄される事件が発生し、元米海兵隊員の軍属の男性が遺体遺棄容疑で逮捕された。全日本民医連は、平穏に暮らす女性を襲い死に至らしめ夢と希望を奪った事件に、満身の怒りをこめて強く抗議する。
今年3月にも観光客の女性に性的暴行を加えたとして海軍兵が準強姦容疑で逮捕されたばかりである。綱紀粛正、再発防止としか言わない日米両政府の態度は、沖縄県民の人権と尊厳を尊重する姿勢から大きくかけ離れ、命をないがしろにするものであり到底許すことはできない。
 戦後71年、復帰44年を経て基地あるが故の事件・事故は後を絶たない。県民の苦しみの元凶である米軍基地の撤去を強く求める。また、日本側の捜査・裁判権を不当に制約し、米軍犯罪多発の要因となっている日米地位協定をただちに改定すべきである。
 全日本民医連は、日米両政府に対し、沖縄県民の生命と人権を強く保障するため、県民に真摯に向き合い、抜本的措置を講じるよう強く求める。

以上

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