【声明2013.03.22】安倍内閣による名護市辺野古公有水面埋め立て申請に強く抗議し、 即時撤回を求める。
2013年3月22日
全日本民主医療機関連合会
会 長 藤末 衛
政府は本日午後、沖縄県知事に対して辺野古新基地建設のための公有水面埋め立て申請をおこないました。
政府の進めようとしている「辺野古新基地」は、滑走路を2本持つV字型飛行場をはじめ、普天間基地にはない214メートルの埠頭や弾薬搭載エリアなど、巨大な総合基地であり、沖縄の負担軽減どころか基地強化にほかなりません。
まさに沖縄県民の総意である「基地の県内移設反対」の意思を踏みにじる実現可能性のない計画です。
私たちはこうした内容を県民に押しつける政府の暴挙に強く抗議するものです。
稲嶺進名護市長は「海にも陸にも新しい基地はつくらせない」との公約を貫く立場を明確にしており、仲井眞弘多沖縄県知事も「辺野古新基地は不可能」との立場を表明しています。私たちは、沖縄県知事のこの立場を支持します。
沖縄県知事におかれては、毅然として埋め立て申請を却下するよう要請します。
私たちは、いのちをなにより大切にする立場から辺野古新基地建設を断じて許さず、普天間基地の即時閉鎖・撤去を実現するために全力をあげる決意を改めて表明するものです。
以上
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