【声明2013.02.12】北朝鮮の核実験実施に強く抗議する
2013年2月12日
全日本民主医療機関連合会
会長 藤末 衛
北朝鮮は2月12日、3回目となる地下核実験を実施し成功したと発表した。
国際社会が北朝鮮に対し、国連安保理決議の遵守をもとめ、核実験などの挑発行為を行わないよう強く求めているなかで今回の核実験を強行したことは、国際 社会に対する重大な挑戦であり、近隣諸国の安全を脅かすもので断じて容認できない。北朝鮮が国連安保理決議を遵守することを強く求める。
朝鮮半島および北東アジア地域の平和のために、唯一の被爆国であり平和憲法を持つ日本が果たす役割は重要である。日本政府においては、制裁的な対応では なく、これまで積み重ねてきた日朝平壌宣言や2005年の六カ国協議の共同声明などの立場にたって、平和的・外交的解決のために特段の努力を行うことを求 める。
全日本民医連はすべての核兵器の廃絶を求める立場から、今回の北朝鮮の核実験に強く抗議するとともに、世界中から一刻も早く核兵器をなくすことをめざして引き続き奮闘する。