レッツ体操
肩甲骨まわり
講師 メディカルフィットネス スマイル(福岡市) 永田 晃一
今回は肩甲骨まわりの動的ストレッチです。動的ストレッチでは、筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げ、柔軟性を高めます。肩こりや姿勢の改善にも効果があります。
ストレッチのポイント
*身体があたたまった状態で行う
*息をとめず、自然な呼吸で
*反動をつけずに、ゆっくり筋肉を伸ばす
*痛みを感じない範囲で週2~3回を目標に(週5~7回行うと、より早く効果を実感できる)
1 首ストレッチ
①肩の力を抜き、ゆっくり頭を右に倒して2秒間維持する。
②ゆっくり頭を左に倒して2秒間維持する。
③①~②を5回繰り返す。
④肩の力を抜き、ゆっくり頭を前に倒して2秒間維持する。
⑤ゆっくり頭を後ろに倒して2秒間維持する。
⑥④~⑤を5回繰り返す。
●ポイント
リラックスして、肩が上がったり傾いたりしないように
2 肩甲骨ストレッチ①
①両肩をすくめるように上げる。
②力を抜いて両肩をしっかり下げる。
③①~②を10回繰り返す。
●ポイント
手のひらをやや前に向けると、姿勢良くできる
3 肩甲骨ストレッチ②
①四つ這いになり、両手を肩幅、膝を腰幅に開く。
②肘を曲げずに、肩甲骨を中央に寄せるように動かす。
③床を押すようなイメージで、肩甲骨を広げる。
◎10回×3セット
●ポイント
背骨ではなく、肩甲骨をしっかり動かす
4 肩まわし
①両手を肩に軽くのせ、肘を胸の前に突き出す。
②肘を上→後ろ→下の順に大きく後ろ向きにまわす。
◎5~10回
●ポイント
姿勢はまっすぐなままで肘を後ろまわし!
いつでも元気 2022.12 No.373
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