レッツ体操
肩こり改善のエクササイズ
講師 メディカルフィットネス スマイル(福岡市) 永田 晃一
肩こりには肩甲骨の動きが大きく関わっています。今回は肩甲骨の動きをよくして、肩こりを改善するエクササイズです。最後に脳トレで頭も一緒にエクササイズしましょう!
1 肩甲骨の内外エクササイズ
(1)両手の甲を腰につける。
(2)両手の甲の位置は変えずに、肘を前後にゆっくり動かす。
◎往復10回×2セット
●ポイント
・背筋を伸ばして行う
2 肩回旋エクササイズ
(1)腕を肩の高さまで上げて、横にまっすぐ伸ばす。
(2)腕を伸ばしたまま、右腕は前回りに、左腕は後ろ回りに回旋させる。
◎10回×2セット
※逆回りも同じように行う
●ポイント
・手のひらだけでなく、肩からひねるイメージで行うと効果的
3 肩甲骨の上下エクササイズ
(1)いすに浅めに座り、腕を身体の横に下ろして力を抜く。
(2)肩を上げ下げして、首をすくめたり伸ばしたりする。
◎往復10回×2セット
●ポイント
・(2)で肩を下げる際に、自然体よりさらに下げる意識を持つと効果的
・手の甲を前へ向けないように
4 脳トレ「カーフ・トゥレイズ」
〈ステップ1〉
(1)いすに浅めに座り、両足をしっかり地面につける。
(2)両足のかかとを上げる。
(3)かかとを下ろして両足のつま先を上げる。
◎(2)と(3)をリズムよく往復10回繰り返す
〈ステップ2〉
(1)いすに浅めに座り、両足をしっかり地面につける。
(2)右足のつま先、左足のかかとを上げる。
(3)右足のかかと、左足のつま先を上げる。
◎(2)と(3)をリズムよく往復10回繰り返す
※ステップ2ができたら、童謡の「うさぎとかめ」を歌いながら行う
※カーフ・トゥレイズ 「カーフ」はふくらはぎ、「トゥ」はつま先、「レイズ」は持ち上げる。転倒予防に役立つ。
いつでも元気 2021.8 No.357
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