昔ばなし苦労話自慢話
「泣かないよ」
昔は小、中学校で予防接種が普通に行われていました。
泣く子と平気な子。あなたはどちら?
ツボを押さえると気持ち良くなる
写真のツボ、話のツボ、ツボを押さえると会話が楽しくなります。「フンフン」から始まり、「~されたのですね」のオウム返し。さらにツボを押さえて「~のところがすごいですね」。相手の眼を見て、表情豊かに身を乗り出す。できれば手を握る。ここまですれば“森の石松賞”。後は「すし食いね~」の気分になること請け合いです。
私たちは褒める文化に乏しいようです。介護職員対象の研修会で「サロンを円滑に運営するために、まず参加者を見て気づいたことを10コ以上褒めてみましょう」と提案したところ、職員は困り顔でした。
難しく考える必要はありません。服の色、柄、生地など何でも。「お似合いですよ」「若く見えます」「ココがアクセントですね」「手編みですか、かぎ針ですか」…。相手と仲良くなるには、多くの気づきを伝えることです。あなた自身は最近、褒められたことがありますか。“褒めビタミン”不足ではないですか。サプリよりも褒め言葉。
鈴木正典
島根・出雲市民病院麻酔科医。1947年、福井県生まれ。鳥取大学医学部卒。著書に『認知症予防のための回想法』(日本看護協会出版会)、『想い出かたり』(かもがわ出版)など
いつでも元気 2018.6 No.320
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