今月の「いいね!」
宮崎生協病院の小児科では、年二回「子育てすくすく教室」を開催しています。毎回一〇人以上の親子が参加しますが、そこで活躍するのが「子守りボランティア」です。
母親が「教室」で安心して学べるように、三時間ほど子どもを預かります。全員が一歳前後の赤ちゃんなので、母親と離れると泣きっぱなしの子もいて大変です。すぐに泣き声の大合唱がはじまります。
一方、ボランティアは高齢化しており、毎回の子守りは重労働。でも、かわいい赤ちゃんの笑顔に癒されて、パワーを充電しています。
(長友則子)
「標的の村」に136人 京都民医連
一月三一日~二月一日、オスプレイ離着陸帯建設に反対する沖縄県民のたたかいなどを描いた「標的の村」の自主上映会をおこないました。青年職員でつくる平和サークル「ピースアクション」や京都民医労などの共催で、計四回の上映に一三六人が参加しました。
出演している伊佐真次さんからメッセージをいただき、現地から支援グッズを取り寄せました。「辺野古支援・連帯行動」に参加したことのある職員に案内を 送ったり、友の会のお便りにチラシを同封したりして宣伝しました。
上映後は「怒りと悔しさで涙が止まらなかった」「SLAPP裁判(強者が個人を弾圧・恫喝する目的で起こす裁判)は許せない」などのほか、「どうすれば 自主上映できますか」という問い合わせも多く、予想以上の反響でした。
(山田沙希)
「大間原発大間違い」 北海道・道南ブロックきずな健康友の会
函館の工藤寿樹市長は、大間原発(青森県大間町)の建設差し止めを求めて、国と事業者(電源開発)を相手に提訴する考えを表明しました。二月二三日、市長の提訴表明を支持する集会とデモがおこなわれました。
函館から二三キロの大間原発は、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムをウランと混ぜたMOX燃料を一〇〇%使用する世界初の商業炉です。ひとたび 事故が起これば、漁業と観光の街・函館は壊滅的な打撃を受けます。
集会では、自治体が原告となる全国初の原発差し止め訴訟の意義や、住民の果たすべき役割について発言がありました。集会後、「大間原発 大間違い」「イ カもマグロも怒ってる」などと唱和しながらデモ行進をしました。
(大田正春)
タマさんカレーの秘密 東京・足立健康友の会
当友の会では、毎月第三金曜日を「平和カレーの日」と決めています。役員さんがカレーを作って販売し、収益を原水禁世界大会の参加費にあてています。
二月は北千住支部の当番で、“総料理長”のタマさんを先頭に大奮闘。何と言ってもタマ総料理長の直伝のスパイスが、美味しさの秘密です。「ピリリと辛い 中に、この旨みは何だろう?」─タマ総料理長に直接疑問をぶつけてみると、「愛情よ」と一言。
優しいまなざしにごまかされつつも、お腹いっぱいにカレーを食べて、とても幸せな気持ちにさせていただいています。
(大井民江通信員)
いつでも元気5月号No.271より