今月の「いいね!」
年末恒例の「平和もちつき大会」をおこないました。
「杵でついた餅は絶品」と好評で、組合員さんからの注文は一二〇キロを超え、合計一三〇キロのお餅を参加者みんなでつきました。
お手伝いのボランティアさんは二日前から餅米を洗い、当日はお餅を切ったり丸めたりと大忙しです。あんこやきなこ、辛味大根などで味付けしたつきたての お餅を、参加した地域の方々にお腹いっぱい食べていただきました。
(池内智子通信員)
満蒙開拓について学ぶ 長野・伊那谷健康友の会
昨年四月、長野県阿智村に「満蒙開拓平和記念館」が開館しました。戦時中、中国東北地方の「満州国」に、長野からは最も多い三万人以上が移住しました。
満蒙開拓について学べる全国唯一の施設として、現在入館者二万五〇〇〇人を超えようとしています。当友の会でも、いくつかの班が記念館を訪れ、体験者の 背負ってきた記憶と思いを聞き、平和への思いを強くしています。
昨年九月には、白樺湖で開催された全日本民医連の青年ジャンボリーの参加者が、フィールドワークの一つとして記念館を訪れました。真剣にメモを取りなが ら説明に耳を傾け、「教科書では知ることのできない、加害者としての歴史を聞くことができました」などの感想を寄せてくれました。
(土井祐子通信員)
戦争体験を冊子に 岐阜健康友の会
当友の会と岐阜勤医協では、民医連六〇周年を記念して、「戦争体験を形にする」とりくみを始めました。
地域住民に向けて「戦争体験を語っていただけませんか」と呼びかけたところ、三〇人もの方々が名乗りをあげてくださいました。次世代に「戦争はダメだ」と生の声で伝えたいという思いの表れだと感じます。
友の会員と職員が二~三人一組でうかがって、お話を聞いてまとめます。六月頃には冊子になる予定です。
(戸崎光明通信員)
「健康かるた」完成 北海道・道東勤医協友の会連合会
「いつでも、いつまでも元気に過ごすための言葉」を集めた「健康かるた」の読み札が完成しました。石川晶・桜ケ岡医院院長が企画したもので、月一回のペースで各地域をまわり、一年をかけて作成してきました。
参加した友の会員や職員、北海道教育大の学生さんなど、のべ三〇〇人以上の思いや願いが込められています。今後、学生さんたちに取り札(絵札)を作って もらい、子どもたちとかるた遊びもできればと思っています。
(亀井武通信員)
いつでも元気4月号No.270より